Air Canada からの伝言

1999年1月9日 土曜日(カルガリー60日目)


前の日記へ  最初のページに戻る  後日記へ


 カルガリー出発の日。時差ボケを防ぐためと,前夜のホッケーからの帰りが深夜になって荷造りをしていたため,寝たのは結局夜中の3時でしたが,6時には起きてシャワーを浴びたりしていました。その後,最後の朝食をとり,9時にGeraldに迎えに来てもらうので8時半にチェックアウトしようと部屋を出ようとした直前に,大きな問題が発覚しました。

 この部屋の留守電は元々故障していて,普通はメッセージがある時に赤いランプが点滅するのですが,常に点滅する状態になっていました。普段はそうそう留守電も入っていないので,滅多にチェックしないのですが,この時は部屋を出る最後なので何か残っていてはと思って念のため受話器を上げてみたわけです。すると,Air Canadaから「今日の11時のフライトは1時間以上,遅れる予定になっている。ということは,バンクーバーからの乗り継ぎに間に合わないので,10時のフライトに予約を変えておいた。調整したければ電話くれ。」という重要な内容でした。ちょうどシャワーを浴びているときに電話がかかっていたようです。

 バンクーバーでの乗り換えが1時間半しかないことは,出国時からちょっと気になっていたことでしたが,実際にカルガリーからのフライトが遅れるとなると事は重大です。この時間ではすでにどうすることもできません。そこで,Geraldに「こういう事情なのですぐに空港へ行ってくれ」と説明して,結局,大学に残したDNAや細胞は,後日Fedexで送ってもらうことにしました。残念なのは,その朝に大学で会うはずだったScottにお別れを言えなかったことですが,仕方ありません。

 空港へは20分ほどで到着しましたので,カウンターで事情を説明して,10時のフライトのチケットは入手できました。出発ゲートで慌ただしくGeraldに別れを告げ,搭乗口に行ったものの,今度は席がありません。今までも何回か経験したことですが,結局,係員から待っている乗客に向けて$200の現金と引き替えに次の便に替わってくれる人が募集されて,それでなんとか最後の一人として乗ることが出来ました。

 バンクーバーまでの機内では,日本の北海道の陸別にこの1年半ほど住んでいるというEdmonton出身の夫妻と隣り合わせになって,いろんな日本の話を英語でしていました。さすがに初めての人との英語での会話にも慣れました。バンクーバーでは今度もまた関空へのフライトに席がないと言われ(リコンファームはしたのに...),結局,ビジネスクラスに替えてくれて最後はなんだか得をしました。おかげで日本までのフライトは途中でぐっすり眠ることができ,時差ボケもあまり起こさずにすみそうです。

 海外旅行にトラブルは付き物ですが,今回も最後にそれが待っていましたね。


前の日記へ  最初のページに戻る  後日記へ